「弟くん、初めまして。千葉明穂(ちば あきほ)でーす」
――そう名乗った姉の友達は、なぜか最初から俺によく構ってきた。
ゲームの趣味が同じだったこともあり、気づけば一緒に話す時間が増え、家に遊びに来る常連に。
そしてある日。
「姉ちゃんに鍵、借りちゃった」
そう言って明穂さんが一人で俺の部屋を訪れた。
勇気を出して「会いたかった」と気持ちを伝えると、彼女は一瞬照れたあと、微笑んで――
「私も会いたかった」
そう言って軽くキスをしてきた。
そのキスは合図のようで、次の瞬間、もう俺たちは止まれなかった……。







